ご当地ならでは結婚式&披露宴

ご当地ならではと思う挙式・披露宴の風習や習わしがありましたら教えてください。

第1位 県南のキンキン

婚礼料理の中にキンキンが提供されることが多い。合わせて赤飯も持ち帰り料理として付けられることが多い。(横手市・50代・男性)
県南の我が地方は、祝いの魚肴は、キンキンです!(秋田市・46歳・女性)
私たちの年齢だったら結婚式といえば、お魚のキンキンですかね。今では考えられないほどすごいごちそうでした。(横手市・54歳・女性)
私の実家、県南では鯛ではなくキンキンがお祝いに付きました。幼い頃、父母が親類の結婚式から持ちかえってきたキンキンをかやきにして食べるのが楽しみでした。(秋田市・75歳・女性)
秋田では、まだまだお赤飯やお口取りを付ける習慣が高いです。田舎になればなるほど、その率が高くなります。横手ではキンキンがお料理に付きます。(秋田市・32歳・女性)
お料理にでっかいキンキン(焼き魚)が付くと「良い結婚式だった」と言われていた時代がありました。(美郷町・51歳・女性)

県南のキンキンについて聞いてみました!

横手セントラルホテル 総料理長 萩原博さん

私が秋田県に来て約40年なりますが、当時から県南地域の婚礼料理では高級魚キンキンはなくてはならない存在でした。中でも横手地域には今も根強くこの文化が残っており、当ホテルですと約80%の披露宴でキンキン付きの料理が選ばれています。関東や関西では、尾頭付きの鯛こそが婚礼料理という印象がありますが、秋田はその昔(私の持論では、大正~昭和初期には既に)、北海道や青森県の港にキンキンが入るため「婚礼と言えば尾頭付き」ということで、キンキンになったのではと想像しています。当時はハタハタかキンキンくらいしか手に入りやすい尾頭付きはなかったと思います。紅くてきれいで味は良いですし、長く愛されるおめでたい高級魚です。

高級魚キンキン 呼び方もいろいろ

キンキン(キチジ)は、東北地方や北海道地方ではおめでたい魚として、お祝い事には欠かせない高級魚。白身なのに脂がたっぷりのっていて、それでいてしつこくない。味も良く上品なおいしさと、その見た目の色から「赤い宝石」と呼ばれている地域もあるそう。この魚、「キンキ、キンキン、メンメ、メイメイセン、アカジ、アスナロ」など、地域によって呼び名がさまざま。
一般には煮魚にされるが「旨味のある魚でなければうまい煮魚は作れない」と言われ、「キンキンの煮つけ」は今でも祝いの席に欠かせない最上級料理のひとつなのだ。

第2位 秋田長持歌の入場

披露宴の一番最初の入場の際、新郎友人などに長持ちとちょうちんを持っていただき、秋田長持唄(生歌あり)で入場。嫁入り道中を再現。(大館市・40代・男性)
今はあまりありませんが、昔は長持唄で入場でしたね。(八郎潟町・57歳・男性)
ずいぶん昔になりますが私の結婚式では長持唄を唄ってもらいました。岐阜県に住んでいた頃は結婚式当日2階からお菓子をまいてましたよ。その地域によって風習があるようです。(秋田市・60歳・女性)
私の時(30年前)は和装の時、民謡の長持唄がよく流れていました。(横手市・53歳・女性)
前は長持唄がよく歌われた。(大館市・60歳・女性)
私が結婚した頃は秋田長持唄での入場がほとんどでした。(にかほ市・51歳・女性)

秋田長持唄の入場について聞いてみました!

秋田キャッスルホテル ブライダル担当 副支配人 小木田昌広さん

秋田県は全国でも有数の民謡が盛んな地域でもありますので、披露宴のゲストに民謡関係の方や好きな方がいると「秋田長持唄」で入場ということも珍しくありません。先日も新郎様のおじいちゃんとそのご兄弟の「唄・合いの手・尺八」で入場された新郎新婦様がいらっしゃいます。おじいちゃんの心がこもった「秋田長持唄」と和装での入場がぴったりと合っていて感動的でした。また、実際の花嫁行列のように長持(たんす)を担ぎ入場する方もいらっしゃいます。提灯を持った先導が入場し、長持担ぎの2人に続き、新郎新婦様が入場します。新郎様のお友達にお願いする場合が多いですね。全体的には少なくなりましたが、秋田らしいすてきな演出だと思います。

なぜ盛り上がる 「秋田長持唄」

結婚式で広く唄われている民謡「秋田長持唄」。花嫁行列の長持(タンス)を担ぎ唄う姿が披露宴でよく見られるがこれは全国的にも珍しい。
もともとは箱根の山の駕籠(かご)かき唄が、大名の道中唄や梵天唄、長持唄、箪笥(たんす)担ぎ唄になったもの。秋田で祝い唄として唄われたところ、雄和出身の民謡家、長谷川久子氏(故人)がアレンジを加え現在の「秋田長持唄」に。昭和36年のNHKのど自慢全国大会での優勝曲となって以来、全国の民謡ファンから愛唱された。発祥の地である雄和地域では、毎年7月に全国大会を開催。全国からプロアマが集い競演している。(監修・秋田長持唄全国大会実行委員会)

第3位 披露宴が 終わってもなお

披露宴が終わっても「後引き」があり、また酒宴が始まるのはびっくりしました。(秋田市・57歳・女性)
両家が親戚と行う二次会は、それぞれの自宅で行う場合がほとんど。新郎新婦は両家の二次会に顔を出し、あいさつしてから、友人との二次会へ向かうのが習わし。(秋田市・30代・男性)

第3位 やっぱり「鯛」

私が結婚した25年前は、料理には必ず鯛が付いていました。昨年のいとこの結婚披露宴は、フルコースに鯛のカルパッチョが付いていました。やはり、いつの時代も縁起をかつぐようですね。(秋田市・49歳・女性)
鯛の形をした砂糖菓子が出てくる。(秋田市・37歳・男性)

たちまわ鹿角地域の「立廻り」って?

鹿角地域に残る結婚式の風習、「立廻り(たちまわり)」ご飲食席をご存じですか。昔は公民館や会館で結婚式をしていた時代でしたので、近所の結婚式には当たり前に地域のお父さんたちが招待されていました。お父さんが招待されると当然のようにお母さんたちは披露宴の招待客にお茶を出すなどのお手伝いを、主催者側で行ってくれました。そのお手伝いをしてくれたお母さんたちのための席(テーブル)を「立廻り」と言います。昔は一般的だった「立廻り」も現在は少なくなっていますが、その名残で現在も招待したゲスト以外の方も御祝いに駆けつけることも。披露宴の事前打ち合わせでは「立廻りなんぼ用意する?」といった会話がされることもしばしばですね。披露宴に飛び入り参加したゲストのための席がある風習は、県内でもめずらしいと思います。

その他の投稿

今は少なくなったそうですが、結婚式当日、新婦が白無垢を着て新郎宅へあいさつ、そして仏壇で手を合わせてから結婚式会場へ。(秋田市・30代・男性)
◆角館では、かなりの確率で角館のお祭りのお囃子、手踊りが余興で行われる。(秋田市・30代・男性)
◆嫁入りたんすを親戚一同に結婚式後披露して一席設けること。(秋田市・54歳・女性)
◆鹿角の友人の結婚式で、余興で飛び入り参加の歌が何人も続いて5時間くらいにもおよぶ盛り上がった式でした。料理を持ち帰るための折も用意されていて驚きました!(秋田市・28歳・女性)
◆披露宴の料理の最後に黒いそばがでる。(秋田市・42歳・女性)
◆「仲人をたてるのが普通だった」母の情報。(秋田市・23歳・女性)

数年前ですが披露宴で餠まきがあった。(秋田市・77歳・女性)
親(親族かな?)が赤飯を作り、ゲストに配る。(秋田市・33歳・女性)
昔の結婚式というと、オマールのエビグラタンというのが頭にある。(伊勢海老だったのか!?)幼い頃から記憶にあるので、よほど衝撃的だったと思う。(秋田市・38歳・女性)
昔は嫁の家で式をし、今度は婿の家で式と2回しました。(秋田市・61歳・女性)
花輪出身の方は、余興で花輪ばやしを行う傾向が多い。八幡平出身の方は挙式を大日堂(大日霊貴神社)で行う傾向がある。(鹿角市・女性)
嫁見まつりが行われている。(能代市・55歳・男性)
男鹿出身の新郎新婦の披露宴では、なまはげ太鼓が披露されることが多い。(秋田市・28歳・女性)
自分が小さい頃、自宅で行っている結婚式があり、そーっと障子に穴を開けて見た記憶があります。(由利本荘市・71歳・女性)

他県のちょっと驚いた挙式&披露宴の常識

●愛知県では婚礼家具を運ぶ車はバックしない。すれ違えない場合は相手にご祝儀を渡してバックして もらう。婚礼の日はお菓子をまくので近所の子どもたちはお菓子を拾いに行く。(大仙市・48歳・女性)
●名古屋の親戚の披露宴に行ったときはびっくりしました。引き出物の豪華さと多さです。秋田では 考えられないとみんなが言っていました。(大仙市・27歳・女性)
●名古屋では結婚式のとき、女性の家へ男性から鯛をあげる風習がある。(秋田市・31歳・女性)
●山形県酒田市の披露宴は会費制がほとんどです。大体一万円か五千円。(秋田市・31歳・女性)
●北海道は会費制結婚式。(秋田市・29歳・女性)
●両親の実家である静岡県や岐阜県では、ブーケトスの代わりにお餅を投げる。通称「ライスケーキ トス」が主流。新潟県の冬場の結婚式では、新郎が花嫁を雪上に投げ飛ばすのを見ましたが、ビッ クリしました。沖縄県では、披露宴開始前から飲み食いOKなので、すごい盛り上がり方。ラストの カチャーシーをエンドレスで踊る演出は、まさに土崎港曳山まつりさながらのお祭り騒ぎでした。  (仙北市・43歳・男性)
●実家のある岩手県大船渡では、披露宴の前に招待客はうどんを食べます。宴会の前に、お腹を落 ち着かせるためだとか。(秋田市・38歳・女性)
●岩手県の結婚式では最後に必ず長寿そばが振る舞われる。(秋田市・31歳・女性)
●富山では引き出物に細工かまぼこを添えている(鯛や鶴、富士山など縁起物)。(秋田市・57歳・ 男性)

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